快適で暮らしやすい家はどんな家?答えは断熱されてる家です

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安い住宅ローンで高い光熱費か高いローンで安い光熱費、どちらを選ぶべき?

投稿日:2018年1月10日 更新日:

最近話題のビットコイン。

お金の本体(お札や硬貨)は無く、全てデータでやり取りするらしいです。

FX?株取引?信託?そんなの怖いよ、タンス預金で十分だよ、いや、タンス預金する余裕があればローンの繰り上げ返済に回すよ、という立場では別世界のお話です。

  1. お金(現金)で払うという行為はお金を意識させてくれるということ
  2. ここで計算したい光熱費と住宅ローン
  3. 家を建てる時に光熱費から考えるという発想
  4. 光熱費の値上がりに合わせ増える老後不安
  5. 光熱費をいくらにしたいか家族で話し合おう

お金(現金)を払う行為はお金を意識させてくれる

お金といえば、やたらクレジットカードのリボ払いのメールが届きませんか?

このリボ払い、びっくりするような金利が付きます、絶対にしてはいけない危険な支払方法です。

でもする人が多いのは何故かと考えると、答えは簡単なんですよね。

いくら買い物しても、毎月決まった金額だけ。5万支払うと設定していれば、5万円だけ支払えばいいだけで、それ以上の買い物ができてしまいます。

カードで毎月8万円買い物をしている場合、1年間であっという間に32万円の借金です。

ん?金額合わなくない?と思われるかもしれませんが、実は5万円の内5千円が利息だったりするんです・・・。

支払った感覚の無いお金は本当に怖いですよね。

住宅ローンと光熱費もこの関係にあります。

住宅ローンは毎月決まって支払いが必要になる、はっきりとわかるお金です。

いきなりローンが増えることも、消えてくれるなんてこともありません。

でも光熱費は、使うときにお金を払いませんよね。寒いから暖房を入れる、特に子供さんがいらっしゃるお家では、子供が帰ってきたら自分の部屋で暖房を入れる。

当たり前の光景です。

どこにもお金は見えませんが、暖房と断熱を意識しだした私には、各部屋でエアコンの室外機が回転する音が「ちゃりーん」「ちゃりーん」と聞こえます。

でもだからと言って、吐く息が真っ白になっている部屋で暖房を入れるなとは言えません。

高校生にもなった息子に「受験勉強リビングですれば」とも言えません。

外気温に左右されやすい寒い部屋は、必ず夏場暑い部屋になります。

そうするとまた、暑い部屋を必死で冷やすクーラーの室外機が「ちゃりーん」「ちゃりーん」とフル回転を始めるのです。

ここで計算したい、光熱費と住宅ローン

住宅ローンは長くても35年ほどでしょうか。

我が家は30年です。

阪神大震災後に建てた家なので、ようやっと終わりが見えてきました。

住宅ローンは終わりがあります。

しかし、光熱費は生きている間中ずっとかかります。

しかも歳をとり親と同居を始めた時にさらに光熱費がかかることに気が付きました。

年寄りは寒さに弱い・・・お風呂に入る時、脱衣所にストーブを持って行って、1時間前から温めておく必要があります。

廊下だってトイレだって危険なので、できるだけ暖かくしてあげたいのが心情です。

しかもお年寄りは子供と違い、眠った後、必ずトイレに起きだします。

しかも1回だけではなく、2回3回、回数が増えていきます。

夜中全ての暖房器具が消された家の中は、どんどんと室温が下がり、朝5時に起きたときには約2~3度前後(我が家の2018年1月10日現在)まで落ち込んでいます。

私たちや子どもたちには問題ないでしょう。「寒い」「寒い」と言いながら、ストーブの前に集まればいいのですから。

でも、こんな寒さのなか夜中に起きだしてトイレに行っている親のことを思うと、毎日毎晩「倒れていないか」心配になるのです。

今は親の話ですが、30年ローンを払ったこの家で私は老後を迎えるつもりです。他に行くあてもないのですから当然ですが、誰だって終の棲家として家を建てていると思います。

この親の姿は、数十年後の自分の姿です。

ローンを払った後、給料が無くなり年金だけで生活するようになった時、重くのしかかってくる光熱費。

削れば自分の命にかかわるものをどこまで削れるのでしょうか。

家を建てる時に、光熱費から考えてみるという発想

もっと早く知りたかった、昔そんなこと誰も言ってなかったよ!と、人を責めたくなるような家を建ててしまった私は今、ローンが終わって子供が巣立ってくれたら、平屋の一戸建て高断熱住宅に建て替えたいという欲望をもっています。

家の値段は全額計算できますが、光熱費ははっきりとその全貌が見えません。

だからこそ、先にかかる不安を払しょくする家を建てるのが理想です。

冬場35000円かかっている暖房費を15000円に抑えることができれば、我が家では真冬だけで約8万円の節約になります。

夏のクーラー代も節約できるので、低く見積もっても約10万円の節約になります。

この10万円は、私たちがこの家で暮らしている間、ずっと節約できる計算になります。

ローンが30年払いだとすると、ローンを払っている間だけでも300万円の節約になります。

ローンが60歳で終わるとして、平均寿命まであと28年・・・ローンを払ってきた期間と同じくらいの時間が残っています。

不安な年金制度、退職金だってあんまり期待できないこの時代に、この数字です。

しっかりとした本当の断熱施工には確かにお金がかかりますが、坪単価約3~4万円のアップで済みます。

その上、補助金の活用も可能な場合があります。

30坪の家で、90万~120万アップしますが、生涯かかる光熱費と比べるとどうでしょうか?

この差はどうでしょうか?

光熱費を半分にしただけで、1年間で10万円以上の節約になるのです。

直接支払うことの無い光熱費は、今の世の中カード払いや銀行引き落としの方がほとんどだと思います。

請求書も無ければ、伝票がいつの間にかポストにそっと入っているだけの電気代ガス代、払ったという感覚がほとんどありませんよね。

でもこのお金はずっとずっと、生きてる間中ついて回るお金です。

少しでも将来に不安を残さないために、今出来る事は家を建てる時は正しく建てるということです。

光熱費の値上がりに合わせ増える老後不安

色々と書いてきましたが、今までの話はすべてこのまま電気代、ガス代が上がらないと想定しています。

でも実際のところ、毎年約1.5%の割合で電気代は値上がりを続けています。

今のまま数万円の電気代が1.5%の割合で増え続けると考えると・・・怖い話しどころではありません。

減る年金、増える光熱費・・・老後の不安は光熱費と共に増えるばかりです。

働き盛りの今出来る事は、老後の不安を少しでも減らすことではないでしょうか。

数年~十数年で元の取れる断熱施工なら、長生きをするほど得する分が増えると考えると、長生きも嬉しくなりそうです。

光熱費をいくらにしたいか家族で話し合ってみよう

まずは今の光熱費がいくらなのか計算してみて下さい。

これは1年間の光熱費の総計である必要があります。

5月と1月では光熱費がまったく違いますからね。

その上で、子供たちの年齢や自分たちの生活スタイルを見る必要があります。

子供が小さく家にいる時間が長い家庭と、子供が大きく昼間誰もいない時間が長い家庭ではまったく違いますからね。

ただしその場合も、家に帰ってきたときには個々の部屋で冷暖房を入れ続けて朝まで過ごしているのか考えて下さい。

子供が小さく家にいる時間が長くとも、ほとんどリビングですごし、夜寝る時も家族全員一緒では違いますから。

そこまで考えると十分です。

今の年間総光熱費量をどうしたいか、考えてください。

ハウスメーカーや工務店、ローコスト住宅会社を訪れる時、その導き出した光熱費のことからお話しされると失敗は減ります。

ノリノリで答えてくれる会社は、このことの重要性をよく分かっている会社です。

逆に間取りのことや設備のことに話を変えようとする会社は、あまり分かっていない会社です。

家にかかるお金は、家の頭金やローンだけではありません。維持するにも生活するにもかかってくるのです。

ローンのように終わらない支払こそ節約する必要がありますよ。

特にローンの終わりが見えてきたときは、自分の将来も漠然と見えてくる時です。

多くの不安を抱えるこの時代、少しでも将来の負担を減らせる家づくりを考えてみて下さい。

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家づくりを失敗した管理人

30年のローンを組んで建てた家は、冬場2度になる家でした。 真冬のガス代(ガスファンヒーター使用)35000円を削るために、なんでもかんでもリビングで過ごす日々。着替えを取りに自分の部屋に行った子供は「俺の部屋でペンギンとアザラシ飼えるわ!」と笑っている。 ストーブガンガン、エアコンでは追い付かず、ガスストーブフル回転。 吹き抜けリビングに大きな窓、何も考えずに建てた家は、とってもお寒い結果をもたらしました。 この暖房費削れたら、もうちょっと安全で安心な家が建てられたのではないかとずーっと思っているが、ローンの支払い日は毎月寸分の狂いもなくやってきます。 受験生を抱える今年の冬は、寒さに比例して増える暖房費が、更に厳しい寒さを与えてくれます。

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