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阪神淡路大震災から建築基準を考えてみました

投稿日:2018年1月17日 更新日:

こんにちは、寒い週と暖かい週が順番にやってきて体調を崩しそうな、家づくりを失敗した管理人です。

阪神淡路大震災から23年、あの日のことを思い出しながら、今回は阪神淡路大震災の経験を元に建築基準法について書いてみたいと思います。

  1. 建築基準法ってなに?
  2. 自然と共に建築基準法は変わる?
  3. 地震後に建った我が家は建築基準に合ってない!?
  4. 地震後に建てたのに、建築基準に合っていないそのわけは?
  5. 家の値打ちをなくす建築基準法
  6. 先の基準で建てることが可能なの!?

建築基準法ってなに?

建築基準法とは、建物を建てるうえでもっとも基本となる法律のことを言います。

1950年に制定された建築基準法は、「国民の生命、健康及び財産の保護」を目的につくられており、建物を建てる際に守るべき最低限の基準を明示しています。

建物自体の安全性や構造、防火、衛生などを定めた単体規定と、都市の防災などの観点から定められた集団規定からできています。

着工前の建築確認や工事中の中間検査、工事完了後の完了検査や違法建築の是正勧告なども定められています。

建築基準法について詳しくは、このページの最後で「大阪市の建築基準法の概要~市民の方へ~」にリンクをしています。

一度見てみて下さい。

自然と共に建築基準法は変わる?

日本では明治時代に定められた法律が生きていることも多く、なかなか法律が変わらないイメージがありますが、建築基準法はよく改正されています。

私にとっては未だに一番記憶に残るのは、阪神淡路大震災の後に行われた「地震にある程度強い家」への改正です。

M7を超える大きな地震は、1990年以降18回おこっています。

その18回の地震の中、6000人を超える死者を出した阪神淡路大震災は、昭和に入って以降最大の死者数と政令指定都市が壊滅し高速道路が倒れた映像と共に、深く記憶に刻まれていると思います。

私はこの地震で、買って数年の中古住宅が半壊になりました。

家自体はひび割れが多かったぐらいで問題なかったのですが、阪神淡路大震災以降多く耳にするようになった断層のような亀裂が、我が家の庭から隣の家にかけて走っていました。

小さな断層(数センチの高さでずれる)は阪神間に無数にあったように記憶しています。

余震の度に広がっていく亀裂がついに家の下まで伸びたことで、家を建てている土地自体が危ないとなってしまったのです。

「でも、半壊」「建て替えるようなお金はない」「また来るかもしれない」「ずっと余震が続いている」等の理由で、我が家を含め近所の半壊住宅もなかなか建て替えるお家はなく、どの家も修理を繰り返しながら住んでいました。

そんな時、取り壊し費用無料という情報が流れました。

一戸建てを取り壊すには、その当時100万以上必要だったので、どうしようか悩みつつ「このままの家でずっと住んでいることはできない」と思いいたり締切ギリギリに家を建て替える決心をしました。

1997年に建った新しい我が家は建築基準に合ってない!?

 

地震の補助をフル活用させてもらい、家を建て替えることにした我が家。

半壊だったのでローンが最初の数年間無利子、取り壊し費無料という、とてもありがたい状態でした。

しかし、地震の補助をフル活用したことで、家の建て替えを急ぐ必要がありました。

今のようにインターネットも何もない状態、地震がなければまだまだ中古住宅で暮らすつもりだったので何も調べていなかった為、知り合いの伝手を頼って家を建ててもらったのです。

あの当時は、とにかく人手がなかったため家を建ててもらえるだけでもありがたいと思っていました。

しかし・・・やっとの思いで建てた家は、なんと!阪神淡路大震災後に改定された、地震に強い家の建築基準法に合っていなかったのです。

地震後に建てたのに、建築基準に合っていないとは?

消費税の値上げをはじめ、どんな法律でも決まったからすぐに施行!とはなりませんよね。

そう、建築基準法もすぐに施行されたわけではなかったのです。

阪神淡路大震災で、民家だけでなく高速道路が壊れマンションが崩れ、駅が倒壊した状態から、新たに耐震基準を上げるため決める事が多くありました。

多くのことを決めた後は、建築物を建てる設計士や職人に周知徹底する時間が必要となります。

私たちが、消費税が上がる前にあれしよう、これしよう、かけこみで買い物しておこうとしたり、スーパーなどが価格の変更準備を行うのと同じ現象です。

準備段階が必要なのです。

その為、法律はいつ変わるか分かっている、数値も出ている、でも家を建て替えた1997年当時、建築基準は阪神淡路大震災前のもので問題がなかったのです。

何の知識もない私は、Q1住宅を建てている社長と知り合ったことで、この事実を知りました。

今でも小さく低いゴーというような音がすると、あの日あの時間に聞いた地響きがまた来たのかと体がすくみます。

子どもの上に覆いかぶさり必死で揺れに耐えていた日を思い出します。

そして、法律にあってないと知った今、風がきつい日に家が少しでも軋むと、阪神淡路大震災前の建築基準法で建てた家が壊れるのではないかと不安な日々を送っています。

家の値打ちをなくす建築基準法

建築基準法が新しいものに変わると、以前の法で建てられた家の価値は軽減してしまいます。

それはそうですよね。

今更誰も、阪神淡路大震災前の基準で建てた家を高い価格でわざわざ買おうとは思わないですよね。

安いから買う、建て替えることを前提に買う、リノベーションをするつもりで買う。

終の棲家として買う人はなかなかいないと思います。

そして、建築基準法が変わるのは地震だけではありません。

2020年省エネ基準が新たに施行されます。

今は準備段階として目標値などが発表され、職人への講習会などが行われています。

そこで、気を付けてほしいのが、これから建てようとしている家は、いつの建築基準法で建てられているかということです。

先の基準で建てることが可能なの!?

2018年の今でも、2020年の基準で建てることは可能です。

Q1住宅は、ずっと以前から2020年施行の建築基準以上の省エネ基準で家を建て続けています。

建築基準法以下の家を建てることは法律違反ですが、建築基準法以上の家を建てることは何ら問題ありません。むしろ歓迎すべきことです。

Q1住宅を建てている社長に聞いた話ですが、2020年に施工される省エネの基準が発表された時、Q1住宅を建てている工務店、設計事務所は設定された数値の低さに驚かれたそうです。

建築基準法の改正は、常に家づくりを真剣に考え実践している会社なら、施行のずっと以前から知っています。

そして、スタッフと共に勉強し常にベストな家づくりを行うよう努力しています。

しかし、私が阪神淡路大震災で家を建て替えたにも関わらず、すぐに法律違反の物件になってしまったように、施行するまで放置している会社も多くあるのが事実です。

あなたがこれから建てようとしている家は、あなたが大金をつぎ込み、家族で一生を過ごそうと考えている家のはずです。

その家が、たった2年やそこらで価値が半減すると考えると恐ろしくないですか?

そうならないためにも、法律の施行を待たずに先を行く、常に先を見据え大切に家づくりを行っている会社をぜひ見つけて下さい。

注文住宅を建てようとハウスメーカー、工務店・設計事務所、ローコストメーカーにお問い合せされる際には、何時の建築基準法で建てるのか聞いてください。

次は、2020年に建築基準法の改正があります。

2020年以前の法律で建てようとする会社は要注意です。

Q1住宅は2020年よりはるか先を行く基準で家を建てています。

2020年に改正される建築基準法以上の家がどんなものか、特に冬は実感しやすい季節です。

ハウスメーカーや工務店のお家を見学される際には、Q1住宅もぜひ見学ください。

Q1住宅の見学情報は、こちらにございます。

毎月色々な会社が見学会を開催しているので、お好みに合った家、アクセス良好な現場などに足をお運びください。

ご予約お待ちしております。

※大阪市建築基準法の概要~市民の方へ~はこちらからご覧ください

 

 

 

 

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家づくりを失敗した管理人

30年のローンを組んで建てた家は、冬場2度になる家でした。 真冬のガス代(ガスファンヒーター使用)35000円を削るために、なんでもかんでもリビングで過ごす日々。着替えを取りに自分の部屋に行った子供は「俺の部屋でペンギンとアザラシ飼えるわ!」と笑っている。 ストーブガンガン、エアコンでは追い付かず、ガスストーブフル回転。 吹き抜けリビングに大きな窓、何も考えずに建てた家は、とってもお寒い結果をもたらしました。 この暖房費削れたら、もうちょっと安全で安心な家が建てられたのではないかとずーっと思っているが、ローンの支払い日は毎月寸分の狂いもなくやってきます。 受験生を抱える今年の冬は、寒さに比例して増える暖房費が、更に厳しい寒さを与えてくれます。

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